外壁の目地の部分のコーキングが傷んできているのが、目に見えてわかっていたので、
「ちょっと自分でやってみるかな?」
という感じで、
「DIYで外壁のコーキングやってみたんですけど、失敗しちゃいました・・・・」
という方や、
「これからDIYでコーキングやってみます!」
という方に向けてちょっと書いてみます。
外壁のコーキングをDIYで失敗しないために
外壁のコーキングで失敗しないために、細かい手順ややり方などはすっ飛ばして、
注意点中心に書いてみます。
まず失敗とはどういうことか
外壁のクラックなどを埋める感じのコーキングの使用の場合であれば、
クラックを埋める、割れを埋めるとい目的を達成できればほぼ失敗といいことにはならないかと思います。
コーキングの機能的な目的としては防水性・止水性が求められます。
ココをクリアしていたらまずは成功なのです。
ですが、外壁のサイディングの目地などは仕上がりの見てくれも大事になってきますので、
仕上がりが膨らんだり、きれいでないと、
「ああー失敗した―!」
って感じになるのですね。
我々プロの場合、機能・美観が伴って初めて完成ですので、
「ちょっときれいでないな・・・」
という場合にはやり直しますね。
失敗です(笑)
失敗しないためのちょっとしたポイント
- ラッカーテープの貼り方で変わる
- コーキングの抑え方
- コーキングの乾燥時間に注意
- 気持ちを常に落ち着かせて、慌てないこと
ラッカーテープの貼り方で変わる
サイディングの目地をコーキングする際にはラッカーテープを貼ります。
このテープのラインがコーキングを打つラインにまっすぐに沿っていないといけません。
テープが目地の中に入っていたり逃げすぎていたりしても仕上がりに影響します。
逃げすぎてもだめですが中よりはまだ逃げる方がきれいに行きます。
コーキングの抑え方
金ベラやウレタンバッカーなどで抑えるのですが、
抑えたあとテープ内側の両サイドがしっかり見えているかどうかがポイントです。
へらでしっかりとテープとコーキングを切っていくということです。
ここがしっかり切れていると、テープを外す前にコーキングが乾燥してもきれいに外せます。
ですが、DIYの場合は乾燥する前に外しましょう。
コーキングの乾燥時間に注意
市販のコーキングは比較的すぐに表面が乾燥してくるもの多いです。
ですので、あちこち打ちまくらずに少しずつ仕上げていく感じの方が良いです。
日向などはおそらくすぐ表面が乾くのでちょっとづつですね。
乾燥し始めたコーキングはかなり扱いにくいです。
気持ちを常に落ち着かせて、慌てないこと
コーキングの作業の前には焦らないことはかなり大事だと私は思っています。
マインドセットというやつですね。
焦ると良い結果にはつながりません。
コーキングがあちこちに付着したり、軍手についたりして、そのままガンを持つのでガンがベタベタになったり・・・・。
ちょっとコーキングがベタベタするなというときはこまめにふき取って作業したほうが良いです。
綺麗な作業はきれいな仕上がりにつながります。